CNET Japanの編集記者が、日々の取材や暮らしの中で気になったサービスやウェブで話題のトピックなど、気になっていることを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。第46回は、主にゲームを中心としたエンターテイメント領域を取材している佐藤が担当。今回は5月15日に都内で開催された「アイドルマスター SideM」のCD「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE -09 神速一魂」「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE -10 Cafe Parade」の発売記念イベントの模様をお届けする。
アイドルマスター SideMは、バンダイナムコエンターテインメントがMobage向けに配信しているソーシャルゲーム。プレイヤーは315(サイコー)プロダクション所属のプロデューサーとなり、トップアイドルへと導くのが目的。登場するのは男性アイドルたちで、キャッチコピーに「理由(ワケ)あって、アイドル!」とあるように、弁護士や外科医、パイロットなどさまざまな職業から転身して活躍している。
ゲームの展開と平行して、登場するアイドルたちの楽曲を収録したキャラクターCDもリリース。「ST@RTING LINE」では、ゲーム内で結成したユニットによるイメージソングやミニドラマが収録されている。また購入者を招いたCDの発売記念イベントも開催。キャスト陣によるトーク&ミニライブが行われている。
今回のイベントではユニット「神速一魂」から紅井朱雀役の益山武明さん、黒野玄武役の深町寿成さん。同じく「Cafe Parade」から神谷幸広役の狩野翔さん、東雲荘一郎役の天崎滉平さん、アスラン=ベルゼビュートII世役の古川慎さん、卯月巻緒役の児玉卓也さん、水嶋咲役の小林大紀さんが参加。MCは「DRAMATIC STARS」のひとりである桜庭薫役の内田雄馬さんが務めた。なお本稿は2回開催されたイベントの1回目(昼の部)の模様となっている。
ゲーム自体男性アイドルが多数登場しているものであり、キャスト陣も新進気鋭の男性声優となれば、集まったファンである“プロデューサーさん”も多くは女性。筆者はSideMのイベントを訪れたのは初めてなのだが、率直に言ってほかのアイマス関連イベントではなかなか見慣れない光景が広がっていた。それでも100%女性というわけではなく、男性のプロデューサーさんもそれなりに来場しているあたり、アイマスとしてつながりのあるイベントとも感じさせられた。
冒頭からミニライブコーナーとして、それぞれのイメージソングを披露。トップバッターはCafe Paradeによる「Cafe Parade!」。ユニット名であるCafe Paradeは、リーダーである神谷がオーナーとして、同級生の東雲がパティシエとして開いたカフェの名前。ユニット名を冠したこの曲は、カフェを訪れるお客様をおもてなしするような内容で、ウエイターを思わせるような振り付けも織り交ぜつつ、パーティのようなきらびやかさのある楽曲を、5人がフォーメーションを組みながら軽快に歌い上げていた。
Cafe Paradeが「華」なら、神速一魂は「豪」。プロデューサー(プレイヤー)を「番長さん」と慕うような熱い気持ちを持つ“漢”のユニットだ。楽曲「バーニン・クールで輝いて」はそんな2人をイメージできるようなロックで、このときばかりは黄色い声援ではなく、力の入ったコール&レスポンスが展開。益山さんと深町さんの力が入った声が響き渡っていた。
このあとのトークでは神速一魂の2人は、コールアンドレスポンスがあってこそ成り立つ楽曲ということで“番長さん”たちにお礼を言葉を送る。一方のCafe Paradeは、止める人がいなければいつまでもしゃべり続けると思うぐらいに、さまざまな話題が途切れなく展開していくうえ、立ち振る舞いがフリーダム。神速一魂の2人がステージで見せた、背を向いてお互いの腕を組むポーズをトーク中に再度披露して歓声を集める中、狩野さんが2人の後ろからピースサインを出して笑いを誘う一幕も。2組の楽曲は神速一魂がライブで、Cafe Paradeがショーという紹介もあったが、トークやその後のコーナーでも同じような雰囲気を醸し出していた。
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