日本では、暖かくさわやかで快適な期間が短い。ジメジメと蒸し暑い梅雨に入った地方もあるし、それが終わると湿度と気温の高い猛暑の夏がまたやってくる。
そんな不快な季節をエアコンに頼りすぎず乗り切れるかもしれないツールを、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見つけた。ウェアラブル除湿機「Dry-Active」だ。
Dry-Activeは、小さなバックパックのような形をしており、背負ってその上に防水ジャケットなどを着て使う除湿機。湿気がこもりにくいよう空気を送り、必要に応じて除湿することで、快適な衣服内気候を保つ。開発チームは、トレッキングやサイクリング、スキー、スノーボード、魚釣りなどでの使用を想定しているが、蒸し暑い日本の夏にも最適ではないだろうか。
Bluetoothでスマートフォンと連携し、アプリから衣服内の湿度と温度を確認したり、目標湿度を設定したりできる。湿度を60%程度に抑えると快適だそうだが、40%まで下げる能力があるという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間6月20日まで。目標金額の58万6800カナダドルに対し、記事執筆時点(日本時間5月20日11時)で集まった資金はまだ928カナダドル。キャンペーン期間はあと30日ある。
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