「CheckShortURL」は、短縮URLに直接アクセスすることなく、元URLの素性を確認できるサービスだ。元URLやタイトルなどのほか、サムネイルも表示できるので、危険なURLをうっかり踏んでしまう事故を未然に防ぐことができる。
使い方は簡単で、短縮URLを入力してクリックするだけ。解析が完了すると、サイトのサムネイルのほか、元URL、タイトル、Description、キーワードといったサイトにまつわる情報が表示される。表示は日本語にも対応しているので、タイトルやDescriptionに日本語が使われていた場合でも問題なく表示される。
解析結果からは、Googleなどの検索エンジンやTwitterで対象URLを検索するためのリンクが用意されており、ワンクリックでサイトの評判を確認できる。さらにGoogleセーフサーチやNorton Safe Webなどのセキュリティ診断サイトへのリンクも用意されており、これらのサイトを用いたドメインの安全性評価もすばやく行える。ページそのもののスクリプトチェックでない点は留意する必要があるが、これらの機能を組み合わせれば、そのサイトにアクセスして問題ないかを判断するのに十分な情報を得られるというわけだ。
またこれらとは別に、各短縮URLサービスで、特定の文字列を使ったURLが取得できるかを一括チェックできる機能も用意されている。具体的に例を挙げると、「CNET」という文字列を含む短縮URLを作りたい場合、「http://短縮URLサービス/CNET」というURLが取得可能かどうか、エイリアスの空き状況を一括チェックしてくれるのだ。国産のサービスは含まれていないものの、bit.lyやTinyURLなど著名な短縮URLサービスが含まれているので、エイリアス入りのURLが欲しい場合に重宝するだろう。
ネックとなるのは、サムネイルの取得が一瞬で終わることもあれば、しばらく待たされる場合もあること。サムネイルを生成している外部サービスの混み具合によるものとみられるが、本サービスの売りの機能ということもあり、時間帯によってはかなり高い確率で発生するので困りものだ。また国産の短縮URLサービスなど、世界的に見てあまりメジャーではない短縮URLサービスには対応していない場合もあるので、必要に応じて他サービスと使い分けるとよさそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」