Googleは米国時間5月18日、開発者向けカンファレンス「Google I/O 2016」において、「Android」アプリ統合開発環境(IDE)である「Android Studio 2.2」のプレビュー版を披露するとともに、canaryチャンネル(およそ週に1度のペースで更新される)とdevチャンネル(開発者向け)でリリースした。このリリースでは、処理速度とアプリ開発効率の向上を目的とした多くの機能強化が図られている。
同社によるとAndroid Studio 2.2には、実際のデバイス上で実行させるよりも高速にアプリを実行できるエミュレータが搭載されているという。また、より高速なビルドが可能になっており、コードのテストやその記録をローカル環境でも、クラウド上のテストラボ環境でも行えるようになっているという。
さらに、リッチなユーザーインターフェースを実現するための処理をバックグランドで取り扱えるよう、レイアウト機能にも変更が加えられている。他にも以下のような機能が追加されている。
なお今回のプレビュー版は、既存の「Android Studio 2.1.1」環境に影響を与えないよう、パッチ形式ではなく完全なIDEイメージのかたちで提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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