Operaが同社ブラウザ向けの新しい省電力モードをロールアウトした。同社によると、この省電力モードにより、ノートPCのバッテリ持続時間を「Google Chrome」使用時と比較して最大50%延ばすことができるという。
2015年末時点で、デスクトップ版Operaのユーザー数はわずか6000万人だった。同社は、ユーザー数10億人を誇るGoogle Chromeからユーザーを奪ってOperaに勢いを付けるため、さまざまな手を打っている。
新しい省電力モードは「Opera 39」の最新の開発者向けバージョンに搭載される。先頃リリースされた開発者向けバージョンでは、内蔵の広告ブロック機能とVPNが追加された。
Operaによると、同社ブラウザの新しい省電力モードは、バックグラウンドタブの活動の削減、ページ再描画の頻度の調整、動画再生パラメータのチューニングによって実現されているという。
ノートPCをコンセントから抜くと、Operaの画面右上に省電力モードのアイコンが表示される。そのアイコンをクリックすると、省電力機能の設定ボックスが開き、そこで機能のオン/オフを切り替えることができる。
さらに、端末のバッテリ残量が少なくなっていることを検知して、省電力モードを有効にするよう促す機能も備える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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