さくら少額短期保険は5月12日、モバイル機器に特化した修理費用保険「モバイル保険」を5月13日から月額700円で提供開始すると発表した。
自然故障や破損(火災、破裂・爆発、落雷含む)時の修理費用だけでなく、水没・水濡れ損害、盗難で修理できない場合の損害を補償。修理不能の場合でも、買い替えの補助として修理費用補償金の25%が支払われる。
正常動作する、スマートフォンやタブレット端末、ノートパソコンといった無線デバイスが対象。ただし、新規購入から1年未満であること、日本国内で販売されたメーカー純正品および、MVNOを含む通信キャリアで販売された製品に限定される。
モバイル保険では、主端末1台に最大10万円、副端末2台に最大3万円の補償が適用される。契約期間であれば、最大10万円まで何回でも補償が受けられ、修理費用保険金の支払いも5営業日以内とスピーディーだ。
同社では、契約内容や保険金申請状況などが確認できるマイページを提供。事故発生時の保険金はウェブ画面から申請できる。
また、契約は端末ごとではなく、契約者本人に紐付けされる。このため、対象機器を買い換えたり、買い足したりした場合でも、マイページから登録機器を変更することで継続して補償が受けられる。
SIMフリー端末が普及し、モバイル機器の利用環境が多様化する中でも、端末故障時の補償は携帯キャリアや端末メーカーの提供が主流だ。端末ではなく加入者個人にひも付く「保険」として広く補償を提供することで、ユーザービリティを高め、モバイル機器補償の可能性を広げていきたいとしている。
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