グリーベンチャーズは5月12日、新ファンド「AT-II投資事業有限責任組合」(以下、2号ファンド)を組成したと発表した。
グリーのほか、みずほ銀行、みずほ証券プリンシパルインベストメント、みずほキャピタルなど、国内の事業会社および金融機関から出資約束金総額として約40億円を集める。2016年12月末までに約70億円を目指す。
2号ファンドでは、コンシューマインターネット、モバイルサービス、マーケティングテクノロジーなど、インターネット領域全般、特に法人向けサービスを中心にベンチャー企業投資を実施。1号ファンド(AT-I投資事業有限責任組合)の投資先である、日本および東南アジア地域(主に ASEAN主要国)だけでなく、インドも投資対象に含める。
投資ステージはシードおよび、アーリーを中心とし、原則リード投資家として1社当たり約1~3億円の投資を実施する予定。また、リスクマネーの提供に留まらず、グリーベンチャーズの知見とハンズオンのスタイルで積極的に支援し、投資先の価値向上を通じて収益を上げることを目指すという。
グリーベンチャーズは、設立以降4年半に渡り、日本および東南アジアのベンチャー企業を対象に約30件の投資を実施している。
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