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Twitterで出会う女子高生--出会いのリスクを防ぐ3つのポイントとは - (page 2)

想像通りではないネットでの出会い

 「ネット恋愛」する人も増えている。試しに「ネット恋愛」とGoogleなどで調べると、「遠距離」「初めて会う」「片思い」「結婚」などの検索候補がたくさん挙がってくる。Yahoo!知恵袋などを見ても、「ネット恋愛している人と会うんですが、告白してもいいですか?」「ネット恋愛しています。彼を信じて会ってもいい?」などの質問が多数挙がっている。

Googleで「ネット恋愛」で調べたところ
Googleで「ネット恋愛」で調べたところ

 なお、前述の「ソーシャルメディアに関する意識調査」によると、Twitterアイコンでは1位が「友達・恋人とのプリントシール画像」(20.9%)、2位が「自分のプリントシール画像」(18.5%)と、プリントシール機で撮影した画像を設定している割合が39.4%と約4割を占めた。一方で、LINEは「友達・恋人との写真」(20.9%)が1位だった。

 LINEではありのままの自分の写真を使う一方で、Twitterでは“盛れている”写真を使う傾向にあるようだ。LINEは身内に見せるものだが、Twitterは出会いを期待してか、多少外向きの顔をするという面がありそうだ。

 プリントシール機で写真を撮ったことはあるだろうか。多くの場合、目が極端に大きくなり、美肌効果などで元の画像とはかなりかけ離れたものとなる。あくまで「盛った」写真であり、アイコン写真で実際の容姿は分からないと思った方がいいだろう。

 ネット恋愛では、文章のみでやりとりすることがほとんどのため、容姿や声、話し方などは自分の想像で補ってしまいがちだ。会ってみるとイメージと違うことが多く、会う前までは盛り上がっていたけれど、会ってみてがっかりすることも多いようだ。

 あるネット恋愛ブログを見ると、会うまでは「2人の出会いは運命」と盛り上がり、会うまでの日をカウントダウンしていたが、会った途端にブログが途絶えてしまっている。会った時のテンションが下がった記事が最後で終わっているのだ。

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