ニコニコ超会議実行委員会が主催する大型イベント「ニコニコ超会議2016」が4月29日、幕張メッセにて開幕した。
このイベントは「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」がコンセプトとしたリアルイベントで例年開催されているもの。今回で5回目となる。開催期間は4月29日と30日の2日間で、当日の入場券は2000円。「この場所は、みんなのキセキ」をキャッチコピーに、ニコニコ動画で人気の「歌ってみた」や「踊ってみた」、「演奏してみた」などさまざまなジャンルのブースが設けられている。
NHK大河ドラマ「真田丸」とコラボした「超・真田丸」ブースでは、ドラマで使用した甲冑の展示や記念撮影コーナーや、スペシャルゲストとしてドラマ出演者が来場。「超刀剣」ブースでは、ブース内に日本刀鍛錬場を設営し、岐阜県関市の刀匠を招いての刀鍛冶の実演や、来場者が実際に古式日本刀鍛錬を体験できる企画も実施。第66回NHK紅白歌合戦で小林幸子さんが着た衣装を展示し、実際に着て(乗って)写真が撮れるコーナーも設けるなど、見どころは盛りだくさん。
イベントホールでは「超歌舞伎」と題し、ボカロ曲「千本桜」と歌舞伎を代表する作品のひとつ「義経千本桜」が融合した独自演目「今昔饗宴千本桜」(はなくらべせんぼんざくら)を披露。また、QVCマリンフィールドで行われるプロ野球千葉ロッテ対北海道日本ハムの公式戦とコラボした「超野球」など、国際展示場以外の会場でも注目のイベントが行われる。
前回の超会議2015では、2日間でのべ15万1115人が来場。インターネット上で視聴した人の数は794万495人を記録している。
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