1カ月使ってわかった--正真正銘のワイヤレスイヤホン「EARIN」の実力

 スマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーを使って音楽を聴く場合に、もっとも煩わしいのが、イヤホンやヘッドホンのケーブル。スマートフォンなどをカバンに入れている場合は、ケーブルの長さが足りなくて引っ張られたり、何かに引っかかったりして邪魔なことこの上なしだ。しかも、収納したイヤホンを取り出すと、片付け方が悪いため高確率で絡まっているわけで……。

 ということで、そんな煩わしさから解放してくれるワイヤレスイヤホンの良さを検証してみようと思う。しかも今回レビューするのは、なんと左右のイヤホン同士をつなげるケーブルすらない本当の意味でのワイヤレスと言えるイヤホン「EARIN」だ。スウェーデンのスタートアップ企業Epickal ABが開発した。例えるなら、四輪すべてにエンジンが搭載された本当の四輪駆動みたいなものだ。

Bluetoothヘッドホン「EARIN」
Bluetoothヘッドホン「EARIN」
スマホや音楽プレーヤーと接続するケーブルはおろか、イヤホンユニット同士をつなぐケーブルもない
スマホや音楽プレーヤーと接続するケーブルはおろか、イヤホンユニット同士をつなぐケーブルもない

小型ゆえのバッテリ問題を収納ケースで解決

 完全なケーブルレスとなると、リモコン部も存在しないことになる。そのため、Bluetoothユニットも本体に組み込まれるため、イヤホン自体は通常のワイヤードよりも大型になってしまうのではないかという懸念があった。しかし実際のサイズは口径14.5mm×長さ20mmの超小型、重さも片方で3.5gしかない。

 これは本当にワイヤードのイヤホンからケーブルを引きちぎっただけという印象だ。もちろんバッテリなども入っているため、多少の大きさは感じる。ちょっと盛ってしまったのはご愛嬌で。でも、驚くほどの小ささを誇っている。

 そのため、バッテリは連続使用で最大3時間と短め。しかし、収納ケースがバッテリチャージャーを兼ねており、収納する度に充電されるので、電池切れになることは実際は皆無であった。収納ケースはEARINを約3回分の充電ができるので、収納ケースを充電しなくても、9時間くらいは持つ計算になる。これだけあれば1日使い倒しても、バッテリ切れになることは稀かと思われる。

  • EARINの充電も兼ねる収納ケース

  • 収納ケースを開いたところ

  • 収納ケースにEARINをしまうと、自動的に充電が開始される

  • 収納ケース自体の充電はmicroUSBケーブルを接続して行われる

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]