パナソニックは、テクニクスブランドのアナログレコードプレーヤー「SL-1200G」を発表した。4月12日に予約受付を開始し、約30分で完売した限定モデル「SL-1200GAE」とのデザイン違いになる。発売は9月9日。税別価格は限定モデル同様の33万円になる。
SL-1200Gは、2010年まで生産され、累計で350万台以上を販売した「SL-1200」シリーズの新製品。先に発表されたSL-1200GAEは、全世界1200台の限定モデルで、日本発売は300台のみであった。SL-1200Gは台数制限がなく、受注生産モデルになる。
安定した回転と振動低減を実現する「コアレス・ダイレクトドライブモーター」の採用や、マグネシウム素材を採用したトーンアームなど、基本設計はSL-1200GAEを踏襲。トーンアームの塗装をシャイニーシルバーからマットシルバーに変更したほか、インシュレータの内部素材にαGELではなく特殊シリコンラバーを採用。また色味もダークシルバーからメタリックブラックに変えた部分が相違点になる。
限定モデルSL-1200GAEの受付初日となった4月12日に開催されたイベントでは、ゲストで登場したオーディオ評論家でロックミュージシャンの和田博巳さんが「秋にレギュラーバージョンが発売される話もある。それに大いに期待している」とコメントしていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」