寝室に戻った後、リビングの電気を消し忘れたことに気付いた程度であれば問題ないが、外出先で消し忘れに気付いた時はもう諦めるしかない。しかし、「ecoCloud」であれば、こうした問題を解決できるだろう。
サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」において、クラウド技術を活かした照明器具「ecoCloud」プロジェクトが実施された(現在は終了)。
ecoCloudは、Wi-Fiや3G/4G(LTE)などの通信網を利用した、LEDライト搭載の照明器具だ。スマートフォンアプリを利用して、「全灯」「常夜灯」「睡眠モード」といった良くある照明器具のプリセットのほか、「テレビ」「夕食」「読書」といったシーンに合わせた光量調整のプリセットが可能。
プリセットボタンを押すことで、スマートフォンから光量を調整できるようになる。また、調光に通信網を利用することから、操作するecoCloudと同じ部屋にいなくても操作が可能。これにより、遠距であっても照明の消す忘れを確認できるようになる。
また、赤外線を利用したテレビやエアコン、加湿器といったリモコンの操作をハックする「リモコン学習機能」も搭載する。ecoCloudアプリを使うことで、照明器具である「ecoCloud」だけでなく、家中の家電も操作できるため、リモコンを見失った際などには役立ちそうだ。
Makuakeでの目標金額は50万円。4月27日にプロジェクトが終了し、目標の150%となる75万円の資金を集めた。
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