アドビ「Document Cloud」、「Box」と「Microsoft OneDrive」をサポート

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2016年04月27日 10時59分
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 Adobeが「Document Cloud」を「Box」および「Microsoft OneDrive」と統合する機能を新たに発表し、クラウド上でのPDF編集のサポートを拡大した。

 Document Cloudのユーザーは近いうちに、ファイルのダウンロード不要でBoxやAdobe製品群からPDFを直接的に閲覧または編集できるようになる。バージョンを制御するため、編集内容や注釈はすべてBoxに保存される。先頃、Dropbox向けに同様のサポートが発表されたが、今回のBoxとの統合はそれを拡張するものだ。

 Boxのユーザーは2016年5月末までに自分のアカウントをデスクトップ版の「Acrobat Document Cloud」および「Acrobat Reader」に追加できるようになるはずだ。

 Adobeの電子署名ツール「Adobe Sign」を使って、より簡単に契約書などの書類に署名できる機能もBoxユーザーに提供される。これにより、Boxユーザーは既存の方法を利用する代わりに、Adobe Sign内でファイルを開けるようになった。具体的には、Adobe Signウェブサービス経由で、Boxアカウントから電子署名するファイルを選択することができる。

 この機能は5月中に公開予定で、Adobeは2016年第3四半期までにさらなるアップデートをリリースする見通しだ。

 Adobeは欧州連合(EU)内の新たなデータセンターも稼働させたので、欧州の顧客はeIDASに従ってAdobe Signを使うことができる。eIDASは2016年7月に発効するEUの新しい電子署名法だ。

 Microsoft OneDriveを使用する企業は、デスクトップのAdobe製品およびAdobeモバイルアプリ内でOneDriveのPDFファイルへのアクセスと編集を可能にする統合機能により、モバイルとデスクトップでより高度なアクセスを享受できるようになる。

 Adobeは「iOS」版および「Android」版のSignアプリもアップデートし、新しいダッシュボードと改善された送信機能を追加した。

 Adobeのフォーム管理製品群にもモバイルを重視した刷新が施され、Adobe Signと「Adobe Experience Manager Forms」が統合された。

 Adobeのデジタルメディア担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのBryan Lamkin氏は声明で、「われわれの使命はあらゆる場所、あらゆる勤務形態の企業と人々のために、それらのプロセスを簡素化および現代化することだ」と述べた。

デスクトップのAdobe製品およびAdobeモバイルアプリ内でMicrosoft OneDriveのPDFファイルを扱うことが可能になる。
デスクトップのAdobe製品およびAdobeモバイルアプリ内でMicrosoft OneDriveのPDFファイルを扱うことが可能になる。
提供:Image: Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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