筆者の父は1カ月前、ほぼ4年間使い続けた「iPhone 4S」から「iPhone 6s」に乗り換えた。Appleの環境への取り組みに関するQ&A形式のページを見ると、父がiPhone 4Sを使用した年数は、多くのユーザーが使い続ける期間としてAppleが想定する使用年数より1年ほど長いことになる。
Appleは、「How does Apple conduct its Product Greenhouse Gas Life Cycle Assessment?(Appleは製品の温室効果ガスのライフサイクル評価をどのように実施しているのか)」という質問に回答する形で、顧客の使用形態をモデル化しており、「模擬的な使用シナリオのもとで稼働する製品の消費電力」を測定するとしている。また、日常的な使用パターンは製品ごとに固有であり、実際のユーザーとモデル化したユーザーのデータを組み合わせていると説明している。
続いて、いくつか具体的な数字が挙げられている。「1人目の所有者を基準にした使用年数を、『tvOS』または『OS X』搭載した端末は4年、『iOS』『watchOS』を搭載した端末は3年」と想定していると述べている。
AppleはOSのみに言及している。iPhone、「iPad」「iPod touch」はいずれもiOS搭載端末であるが、各モデルそれぞれの想定使用年数については不明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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