EMCは米国時間4月20日、2016会計年度第1四半期決算(3月31日締め)を発表した。その内容は、同四半期内に未消化のストレージ注文が多かったため、アナリストらの予想に届かないものとなった。
同社の第1四半期の売上高は前年同期比2%減の55億ドル、利益は6億300万ドル(1株あたり14セント)だった。また、非GAAPベースの利益は1株あたり31セントだった。
アナリストらは売上高を56億ドル、非GAAPベースの利益を1株あたり33セントと予想していた。
EMCは、Dellによって670億ドルで買収、統合されることになっている。EMCの最高経営責任者(CEO)Joe Tucci氏によると、第1四半期はほぼ予想通りだったものの、「期末での未消化注文が過剰にあった」という。
EMCの中核であるストレージ事業の売上高は前年同期比6%減となった。Pivotalの売上高は前年同期比56%増となった。
Tucci氏はアナリストらとの電話会議で、フラッシュシステムに対する需要は高いと述べた。また同氏は、EMCが2週間後に開催する「EMC World 2016」で新たなフラッシュシステムを発表するとも述べた。
EMCの幹部らによると、Dellとの統合作業は順調であり、買収手続きは予定通りに進んでいるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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