小さなアコーディオンやバンドネオンのような形の電子楽器「Dualo du-touch S」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で人気を集めている。可愛らしい形に似合わず、本格的な楽器として演奏できる点が魅力だ。
du-touch Sは、体の前で抱え、左右に設けられた多数のボタンを両手で操作して演奏する電子楽器。ヘッドホンやスピーカを直接繋げるようになっていて、持ち歩いてどこででも演奏が楽しめる。
スライド操作できるバーや音量コントローラなどが中央部に設けられているほか、モーションセンサで傾きなどを検知させて演奏に反映できる。音域は3オクターブあり、ギターやピアノ、ベース、パーカッション、そして多彩な電子音など52種類の音が出せる。USBまたはBluetooth経由で各種MIDI機器に接続すると、表現の幅が広がるだろう。
トラックのルーパー機能も搭載しているので、ステージで自分の演奏を多重録音しつつ、生演奏を重ねるといったライブパフォーマンスも可能だ。音色にエフェクトをかけられるほか、リズムやメロディの自動演奏なども実行できる。
ボタン配列が工夫されていて、簡単にコード(和音)やスケール(音階)を鳴らせる。指を動かしていけば、自然なコード進行で演奏できるそうだ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月11日まで。記事執筆時点(日本時間4月14日11時)でキャンペーン期間は27日残っているが、すでに目標金額5万ユーロの2倍近い約9万4000ユーロの資金を集めている。
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