Huawei(ファーウェイ)が主力スマートフォンとなる「Huawei P9」と「Huawei P9 Plus」を発表した。デュアルレンズのカメラシステムを最大のセールスポイントとしている。
メタルボディのP9は、5.3インチサイズの端末で、5.2インチのフルHDディスプレイ(1080×1920ピクセル)を搭載。画面解像度は423ppi。
Android 6.0 Marshmallowをベースにした「EMUI」を搭載し、3000mAhのバッテリを備える。高速充電をサポートし、10分間の充電で5時間の通話が可能だ。また1回の充電でHD動画再生ならば12時間、4Gブラウジングならば8時間連続で使用可能で、四六時中使うヘビーユーザーでも1日以上持続するとしている。
同社は「iPhone」とサムスンの「Galaxy S7」を引き合いに出し、厚さ6.95mmのP9の方が両製品よりやや薄く、カメラが背面から出っ張っていないと述べた。
「カメラの出っ張りはまったくない。完全に平らだ」とYu氏は述べた。
P9は高級カメラブランドとして名高いLeicaと提携して開発したデュアルレンズカメラを搭載していることが売りだ。
Leicaの最高経営責任者(CEO)を務めるOliver Kaltner氏は、Huawei P9が両社間の長期にわたる提携の出発点であるとした。
両社が共同開発したデュアルレンズカメラシステムは、12メガピクセルのカメラセンサー、RGBセンサー、モノクロセンサーを活用する。「Professional mode」でのフルマニュアル制御によって、シャッター速度や露光を制御することもできる。
その他の特徴としては、指紋センサーや、2.5GHzの8コアプロセッサ「Kirin 955」、デュアルSIM、microSDストレージなどが装備されている。
P9はP9 Plusとともに4月16日に、中国、欧州、中東で発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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