「春眠暁を覚えず」というわけで、冬と違う理由で春は寝坊しがちだ。ただし、季節の変わり目であるため、冬のままの布団が暑すぎて寝苦しかったり、逆に慌てて布団を減らしたら花冷えで寒くなって夜中に目を覚ましたり、調整が難しい時期でもある。
そこで、そんな悩みを解消し、室温や体のリズムに合わせて快適な睡眠をもたらしてくれるスマートなベッドパッド「MOORING」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
MOORINGは、ベッドのマットレスとシーツのあいだに敷いて使うベッドパッドやマットレスパッドのようなスマートデバイス。温度センサが計測した体温や室温と各種情報から、快眠できる温度に調整する。スマート電気敷布と呼べば理解しやすいだろうか。
睡眠サイクルと体温には密接な関係があり、MOORINGはこれを利用して、自然に寝付けるよう温度を調整したり、体温の変化に合わせて温度を変えたりする。逆に、起きる時刻を設定しておくと、徐々に温度を高め、起床時刻の直前にバイブレーションで起こしてくれる。
このアラーム機能は音を鳴らさないため、ダブルベッドで一緒に寝ている人の睡眠を邪魔しないで済む。また、MOORINGの半面単位で温度調整するので、それぞれの体調やサイクルに合わせた温度になる。
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