企業向けコラボレーションプラットフォームを手がけるSlackは、投資後評価額38億ドルで2億ドルのベンチャー資金を調達したことを明らかにした。
この資金調達ラウンドはThrive Capitalが主導し、GGV CapitalとComcast Venturesのほか、Slackの既存の投資家が参加した。後者には、Accel、Social Capital、Spark Growth、Index Venturesによる新たな大規模投資が含まれる。
サンフランシスコを拠点とする新興企業のSlackが調達した資金は、2014年4月以降の合計が5億4000万ドルに達した。
Slackの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるStewart Butterfield氏は、次のように述べている。「これまでと同様、われわれはこれを機に、今後も野心的な成長計画を遂行し続ける中でリーダーとしての地位をさらに揺るぎないものにしていく。今回の資本は手持ちの資金を補強するとともに、妥協のない長期的な戦略的展望によりいっそう力を注げるようにするものだ」
Slackによると、米国時間4月1日時点で同社のアクティブユーザーは1日あたり270万人、有料ユーザーは80万人、従業員は430人だという。顧客には、CenturyLink、CBS、Dow Jones、米連邦航空局、ハーバード大学、サムスン、米国務省などが名を連ねる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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