東京では桜の花がそろそろ見ごろで、いよいよ花見シーズンだ。春は雨が多いから傘を用意しておいた方がよいものの、飲み過ぎてどこかに置き忘れる心配がある。
そこで、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の、スマートフォンと連携して置き忘れを防いでくれるスマートな折りたたみ傘「Davek Alert 」を紹介しよう。しかも、激しいゲリラ豪雨や台風のときに使えそうなほど丈夫で風に強い。
Davek Alertは、握りの部分に組み込まれた通信モジュールがスマートフォンと接続し、30フィート(約9m)離れるとスマートフォンの対応アプリが警告してくれる。そのため、家から持って出るのを忘れたり、外出先で雨が上がって持ち帰るのを忘れたりすることを防げる。
折りたたみ傘であるが、強風に耐えるしっかりした造りも特徴の1つ。開発チームの公開しているビデオを見ると、台風並みの強い風のなかでも壊さないで済みそうだ。
もともとDavek Alertは、広げたサイズが43インチ(約109cm)の「Original」モデルだけで、1年前にKickstarterの集金キャンペーンで目標を上回る支援を集めることに成功している。今回のキャンペーンは、大きな55インチ(約140cm)の「Grande」と、コンパクトで持ち運びやすい38インチ(約97cm)の「Mini」という2モデルを追加することが主目的。
Grandeはとにかく大きいので、大雨が予想される際に安心だ。Originalモデルと同じく手元のボタンによる自動開閉が可能で、荷物などで手がふさがっているときに便利だろう。色は「Classic Black」のみ。
Miniは、折りたたむと長さが7インチ(約18cm)と短く、重さも1ポンド(約454g)を切るほど軽いので、常に鞄に入れておける。カラーバリエーションはClassic Blackに加え、「Royal Blue」「Red」「Navy」「Plum」の全5色。自動開閉機能は備えていない。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月7日まで。目標金額の8万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間3月30日13時)で約2万8000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと38日ある。
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