スマートフォンで通話に使うヘッドセットは、走行中の自動車や鉄道のなか、列車が行き交う駅、人と車のあふれる街角など騒がしい環境で利用されることが多い。そのため、マイクが周囲の音に影響されないようにしたり、騒音を信号処理で低減したりする機能を搭載している。
今回クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見つけた耳栓型Bluetoothヘッドセット「RippleBuds」は、マイクが耳のなかに入った位置にあり、騒音の影響を受けにくく、クリアな音声が伝えられるという。
RippleBudsは、スマートフォンとBluetooth接続するワイヤレスヘッドセット。以前紹介したイヤホン「EARIN」やヘッドセット「Dot」と同様のコンパクトな耳栓型。ケーブルがないこともあって、使用中に煩わしさがない。
通常、ヘッドセットのマイクは口から出る音声を拾うため外側に設けられている。これに対し、RippleBudsのマイクは耳の側にあり、耳管を伝わってくる音声を拾う構造。マイクが外の音に影響されず音声だけを拾い、周囲の騒音を約30dBカットできるそうだ。騒がしい場所でも相手にはっきりと音声が伝わり、「Siri」などの音声アシスタントの操作にも有効だ。
通話利用を想定したモノラル音声モデルと、音楽聴取に向いた2個セットのステレオ音声モデルを用意する。1回の充電で5時間の通話、110時間の待機が可能。充電は、専用のキャリングケースに入れておくだけ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月22日まで。記事執筆時点(日本時間3月23日16時)でキャンペーン期間は29日残っているが、すでに目標金額5万ドルを大きく上回る約6万9000ドルの資金を集めている。
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