ぬいぐるみと“テッド”のようにお喋りできるボタン「Pechat」--博報堂が開発

 博報堂は3月16日、ボタン型おしゃべりスピーカー「Pechat(ペチャット)」を開発したと発表した。同社のプロダクト・イノベーション・チーム「monom (モノム)」の自主開発プロダクトの第3弾となる

「Pechat」
「Pechat」

 Pechatをお気に入りのぬいぐるみに取り付け、専用のスマホアプリを操作することで、ぬいぐるみがあたかも喋っているかのように感じさせることができるという。これにより、親は子どもと内緒話をしたり、一緒に歌ったり、昼寝を促したり、物語を聞かせたりと、さまざまな使い方が可能になるとしている。

アプリのイメージ
アプリのイメージ

 monomと博報堂アイ・スタジオのデジタルクリエイティブラボ「HACKist(ハックイスト)」が共同で開発した。ただし、コンセプトモデルのため、販売などについては未定だ。


 monomは、今ある技術と生活者を結びつけ、今までになかったプロダクトを提案する博報堂のプロジェクトチーム。第1弾プロダクトとして、ロボティクスベンチャーのユカイ工学との共同開発によるロボットドール「iDoll(アイドール)」を開発。第2弾プロダクトとして、イメージソースと共同で、家族の写真を撮影された日付と連動させて映し出す時計「Memory Clock(メモリークロック)」を開発している。

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