フジ・メディア・ホールディングスならびにフジテレビジョンは3月15日、グループのゲーム事業を統括する新会社「株式会社フジゲームス」を4月1日付けで設立すると発表した。
これまでゲーム事業においては、フジテレビのゲーム&インキュベーション事業部ならびに、フジ・スタートアップ・ベンチャーズとgumiとの合弁で設立されたFuji&gumi Gamesを中心に展開。フジテレビのゲーム&インキュベーション事業部では、スマートフォン向けゲーム「ダービーロード presented by みんなのKEIBA」やPC向けオンラインゲーム「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪横丁」「テルマエ・ロマエ ガチャ」など、Fuji&gumi Gamesのスマートフォン向けゲーム事業では、「ファントム オブ キル」や「誰ガ為のアルケミスト」などをリリースし、好調に推移しているという。
今後も市場規模の拡大が期待される一方で、競争の激化、コンテンツのリッチ化による開発費の増加などが想定されることから、急激な市場環境の変化に即した意思決定やクリエイターの採用、第三者との提携や投資などを柔軟かつ機動的に行う体制を構築する必要があると判断したため、ゲーム事業を統括する新会社を設立するに至ったとしている。
フジゲームスは簡易新設分割によるフジテレビ100%子会社として設立。その後、フジテレビが保有するフジゲームス株式を、2016年5月予定でフジ・メディア・ホールディングスが取得する。また、フジ・スタートアップ・ベンチャーズが保有するFuji&gumi Gamesの全株式はフジゲームスが取得し子会社化する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力