General Motors(GM)は米国時間3月11日、サンフランシスコに拠点を置く新興企業Cruise Automationを買収する計画を発表した。同社の自動運転技術の開発を加速化することが狙いだ。
買収の金銭的条件は明らかにされていないが、Fortuneの記事によると、現金および株式をあわせて「10億ドル超」相当になるという。
GMのEVP兼グローバルプロダクト開発担当ゼネラルマネージャーを務めるMark Reuss氏は、「Cruiseは、われわれの業界で他に類を見ない独自の技術的優位性を当社にもたらす」と述べた。「われわれは、Cruiseが既に確立した人材基盤や能力をいっそう強化するために相当額の資金を投入するつもりだ」(Reuss氏)
今回の買収によって、GMには技術面でのメリットに加え、3年前に創設された新興企業を支える頭脳がもたらされる。同社は、一部の車種を自動運転車に変えることができるコンバージョンキットで最もよく知られている。
より大局的にみると、今回の買収は、創業100年超の歴史を誇る自動車メーカーにとって、自動運転車の実現に向け、着々と計画を進めていることを示す最新の動きだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス