ソフトバンクグループは3月7日、子会社の異動を伴うグループ内組織再編を実施することを取締役会で決議したと発表した。
今回発表された組織の再編では、従来示してきた、海外事業と国内事業を成長の両輪とする戦略方針を具現化させることになったとしており、新たに海外事業統括会社と国内事業統括会社を日本国内に設置。ニケシュ・アローラ氏と宮内謙氏をそれぞれの最高責任者に任命し、権限の明確化と機動的なグループ運営を目指すという。
ニケシュ・アローラ氏はソフトバンクグループの代表取締役副社長、宮内謙氏は取締役とそれぞれ兼務する。
さらに、現在同社が保有する投資有価証券については、Starburst I(Sprint Corporationの株式を保有する持ち株会社)やAlibaba Group Holding Limitedなどの海外の子会社および関連会社の株式は海外事業統括会社に移管。ソフトバンクやヤフーなどの国内の子会社および関連会社の株式は、国内事業統括会社に順次同社から譲渡または現物出資により移管を進めていく予定だ。
移管の時期や方法については、同社の代表取締役社長である孫正義氏に一任。12月31日を期限としている。
同社株主総会の承認、監督官庁を含む関係者の合意、その他各種法令または契約上の手続きなどが必要な場合は、これらを実施のうえ移管するとしている。
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