職場において、今やPCとネットワークは必要不可欠。どちらも不調になると仕事が進まない。PCは代替機を使えば急場をしのげるが、ネットワークは難しい。そのため、ネットワーク管理者が重くて大きいRS-232cポート搭載PCを持って現場に駆けつけ、緊急対応することになる。
そんな管理者の負担も、スマートフォンなどと組み合わせて使えるポケットサイズのネットワーク試験デバイス「Netool」があれば、かなり軽減できるだろう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Netoolは、RJ45ポートを備え、直接Ethernetに接続可能なスティック型デバイス。無線LAN(Wi-Fi)経由でスマートフォンやタブレット(AndroidおよびiOS)、PC(Windows、OS X、Linux)と接続し、試験や解析が実行できる。サイズは95×24×28mmとコンパクトで、持ち歩きやすい。
ブリッジ、スイッチ、ルータなどのEthernetデバイスの状態検査、DHCPやVLANの状況調査、IPアドレス重複の確認、ping試験など、さまざま機能を搭載している。トラブルシューティングに必要な検査項目は、ソフトウェアのアップグレードで随時追加される。
検査結果は、SMS、メール、Evernote、Slackなどでほかの管理者などと共有可能。Netool用クラウドサービスも開発する予定。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間3月7日12時)で約5000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと1カ月ある。
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