UPQは「一発屋じゃない」--SIMフリースマホなど19製品、モバイル電動スクーターの予告も

 UPQ(アップ・キュー)は2月29日、新たなコンセプトカラーとして「navy & red」を追加し、2015年8月に続く第2段製品群として全12種19製品を発表した。

新たなコンセプトカラーとして「navy & red」を追加
新たなコンセプトカラーとして「navy & red」を追加
製品を身に着けたUPQ代表取締役の中澤優子氏。手にしているのは新たにリリースする5インチスマホ「UPQ Phone A02」だ
製品を身に着けたUPQ代表取締役の中澤優子氏。手にしているのは新たにリリースする5インチスマホ「UPQ Phone A02」だ
充電用USBバックル付きバックパック「UPQ bag BP01」。耳にしているのは、Bluetooth4.0対応の有線/ワイヤレス両対応の折りたたみ式ヘッドホン「Q-music HDP5」
充電用USBバックル付きバックパック「UPQ bag BP01」。耳にしているのは、Bluetooth4.0対応の有線/ワイヤレス両対応の折りたたみ式ヘッドホン「Q-music HDP5」

 UPQは、「生活にアクセントと遊び心を」をコンセプトとした家電・家具ブランドだ。カシオ計算機の出身で、携帯電話やスマートフォンの商品企画を手がけた経験を持つ中澤優子氏が2015年7月に設立した。8月に開催した記者発表会で、若き女性がほぼ1人で全17種24製品を担当し、しかも「開発期間は2カ月だった」と公表したことで話題を呼んだ。数あるベンチャーの中でも注目されている企業の一つだ。

 UPQの立ち上げや製品化にはネット家電ベンチャーの先駆けとして知られるCerevo 代表取締役 CEOの岩佐琢磨氏が協力している。

 設立から8カ月がたち、スタッフもインターン生も含め5名に増えた。第1弾を発表したその日に「二子玉川 蔦屋家電」から連絡があり、3日で契約に至ったという。これを皮切りに、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、渋谷パルコの期間限定ストア、海外のECサイトなども含めると取扱実店舗数はのべ231店舗にのぼり、中澤氏は「ポッと出の会社が、普通なら乗り込んでも無理な場所にお声がけいただき、店舗を増やせた」と語った。

 この背景について、「言葉を選ばずに言うと、蔦屋家電に置いてもらったことがポイントだった。(バイヤーが)ウォッチをされていて、そこに置いてあるんだからということで連鎖反応が起きた」と明かした。取扱店舗については、「私のポリシーとして、製品を手に取れることは大事だと思うが、コンビニやスーパーでも買えるものは面白くない。購入できる店舗は限られた場所がいい」とも説明しており、むやみに店舗は増やさない意向を示した。

充電用USBバックル付きバックパック付き
充電用USBバックル付きバックパック付き

一発屋じゃないと伝えたい--そのための努力をしている

 順風満帆に見える一方で、この8カ月の間には、技適問題によるスマートフォンの回収やCPUクロック表記の修正、4Kディスプレイの発売延期といった問題も起き、説明に追われた時もあった。

UPQが大事にしているのは、スペック、価格、デザイン+「遊び心」だ
UPQが大事にしているのは、スペック、価格、デザイン+「遊び心」だ

 今回の新製品の意気込みについて問われると、「『一発屋じゃないよ』ということをちゃんと伝えたい。利潤を得て次のモノに投資してモノを作り続けることがメーカーとしての使命。そのために最大の努力をしている。いいか悪いかは別として、私が寝ないからメンバーも寝ないような状況。そうして若い仲間と、きちんと(事業を)続けていくこと、この先の製品を出していくこともお伝えすることが重要だと思っている」と中澤氏は説明した。

国内ECサイトに加え、海外ECサイト向けにも製品を提供
国内ECサイトに加え、海外ECサイト向けにも製品を提供

 今回発表された第2弾では、スペックを向上した新SIMロックフリースマートフォンのほか、50インチの4Kディスプレイの後続機や、充電用USBバックル付きバックパック、ワイヤレスヘッドフォン、Bluetoothにも対応したガラス製透明キーボードなど、12種19製品の新製品をラインアップする。これにより、UQブランドは計32種類52製品になった。

 第1弾の製品では、ブルーとグリーンの中間色で構成された「blue x green」がポイントとしてあしらわれていたが、新たにnavy & redを追加した。

 navy & redは、流行色のネイビーとレッドのバイカラーだ。新製品のみならず、現在の売れ筋商品のSIMロックフリースマートフォンやアクションスポーツカメラなど従来製品3種にも新カラバリを追加する。

 「あまり型落ちをさせたくない。もっと手に取る人が増えるように、カラバリを追加するという考え方」(中澤氏)と説明する。

 「メーカーのデザイナーは、ツートンカラーをやりたいと思っても、(失敗する可能性を考えると)できないことの一つ。かつてメーカーとしてできなかったことのチャレンジ。前回は緑系(blue x green)だったので、暖色のピンクっぽいものを入れたかった」とした。

3月にはモバイル電動スクーターの発表も

 このほか、3月末にはモバイル電動スクーターの発表を予定していることを明かした。クルマのトランクに入る程度のサイズになるという。

モバイル電動スクーター。サイズは高さ985mm、長さ120mmを予定
モバイル電動スクーター。サイズは高さ985mm、長さ120mmを予定

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