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Facebookが目指すVRとソーシャルの融合--「Social VR」チーム創設で見せる意気込み - (page 2)

Sean Hollister (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年02月24日 07時45分
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 新設されるチームは、OculusやFacebook内の他のチームと協業し、VRにおけるソーシャルインタラクションの未来を探求する。「このチームは、人々が今日あるVR技術を使ってどのようにつながりや共有を可能にするかとともに、重要性を増すコンピューティングプラットフォームへとVRが進化する過程における長期的可能性を探求する」と同社は自社ブログで説明する。

 Facebookにとって、VRをよりソーシャルにすることについて語るのは初めてではない。1年前、Facebookの最高製品責任者(CFO)Chris Cox氏は、同社が独自のVRアプリに取り組んでいることをRe/code主催のCode/Mediaカンファレンスで認めている。また、これとは別にOculusは「Social Alpha」体験をサムスン製Gear VRヘッドセット向けにリリースしている。Social Alphaは、VimeoやTwitchにあるビデオを他のGear VRユーザーと一緒に視聴することを可能にするが、これらのユーザーはFacebook上の友達である必要はない。

 Facebookは、VRにおける自社の野心をどの程度かじ取りすべきかで苦心している。もともとOculus VRは、創設者であるPalmer Luckey氏という優れた頭脳を持った若者の草の根的な成功物語であった。同氏は、スマートフォンで使われる安価な部品を使ってVRを手頃な価格にするというアイデアの強さによりKickstarterで200万ドルを得た。だがFacebookが同社を20億ドルで2014年に買収した際、その信用の一部が失われた。

 Luckey氏は、自らを売ったという批判に対し、OculusがFacebook内で独立した事業体のままとなると述べていた。Luckey氏によると、独立を保つというのはFacebookとOculus間の契約における条件の1つとなっているという。また、Oculus従業員がカリフォルニア州アーバインに元々あった同社オフィスからメンローパークにあるFacebook本社に移ったことを米CNETは把握しているが、Facebookはおおむね約束を守っているようだ。

 しかし、Facebookが対処すべきイメージ上の問題は他にもある。VRヘッドセットを装着すると人々は、アンチソーシャルとなり、現実界を遮断するようになるという見解だ。そのような製品の開発は、世界最大のソーシャルネットワークにとって奇妙だといえるだろう。

 現時点において、イメージ上のあらゆる問題は急所となる可能性がある。VRが一時的な流行かどうかを消費者が見極めるまではそうだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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