サムスンはMobile World Congress 2016において、30メガピクセルの全天球写真と解像度4K弱(3840×1920ピクセル)の動画に対応する、2つのレンズを搭載した球状のカメラ「Gear 360」を発表した。
Gear 360の絞り値f/2.0の魚眼レンズはそれぞれ、視野195度をカバーし、「Samsung Galaxy S7」(または今後発表される一部のGalaxyフォン)を使うと1つのイメージにまとめられる。こうして得られる360×180度の全方位イメージは、仮想現実(VR)ヘッドセットで見回したり、指先を使ってタッチスクリーン上で動かしたり、コンピュータ画面上でドラッグ操作したりできる。
Gear 360の発売は2016年第2四半期の予定で、価格はまだ発表されていない。筆者は少なくとも200~300ドルはすると予想しているが、サムスンは編集および再生に対応するデバイスとVRヘッドセットを作っているので、バンドルして販売する環境も整っている。
Gear 360の他の特徴は以下の通りだ。
サムスンは、Gear 360で撮影したサンプル動画を公開している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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