「CNET Japan」を運営する朝日インタラクティブは、イベント「CNET Japan Live 2016 Target 2020 ~テクノロジーがもたらすパラダイムシフト~」を2月18日に青山ダイヤモンドホールで開催する。
オリンピック・パラリンピックも開かれる2020年を契機に、各産業や業界がテクノロジによってどのようにパラダイムシフトしていくのかを議論する。来場には事前登録が必要で、ウェブサイトから申し込める。
パネルディスカッションのひとつ、A-4セッションでは、「シェアリングエコノミー・オンデマンドエコノミーが革新する世界の価値」をテーマに、場所や物、人の能力を必要な時にだけ貸し借りしたり、交換したりできるシェアリングエコノミーやオンデマンドエコノミーに携わるプレイヤーが集い、ディスカッションする。
パネリストは3人。1人目は、スペースマーケット代表取締役CEOの重松大輔氏。同社では、お寺や野球場、結婚式場、古民家、お化け屋敷など、ユニークなスペースを簡単にネットで1時間単位から貸し借りできるマーケットプレイス「スペースマーケット」を運営している。2016年1月現在で、スペースの取り扱い数は4500件を超え、前年度比450%増で成長しているという。2016年春から民泊事業を開始する予定だ。
2人目は、米ダフル インク共同創業者 ダフルインターナショナル プレジデントの塚本信二氏。事前に衣服や靴などを預けておくことで、旅行や出張先のホテルなどに、指定したものを届けてくれるオンデマンドエコノミーサービス「DUFL」を米国向けに提供している。使用後はDUFLが回収、クリーニングまでして、同社の専用クローゼットに収納してくれる。これにより、ユーザーは旅行などのたびに、大きなスーツケースを持ち歩かなくて済むようになる。
3人目は、ディー・エヌ・エー オートモーティブ事業部 カーシェアリンググループ グループリーダーの大見周平氏。同社では、個人間のカーシェアリングサービス「Anyca」を提供している。自動車を使わない間はシェアしたい“オーナー”と、必要な時に好みの自動車を使いたい“ドライバー”をマッチングする。待ち合わせ場所でクルマを受渡し、ドライバーは運転後にクルマを返却する仕組みだ。
CNET Japan Live 2016のチケットは3種類。全セッションに参加できる「Premierチケット」は1万800円で、2月10日までの申し込み分は5400円に割り引かれる(いずれも税込)。展示会場、ミニセッション(展示会場内)に参加できるGeneralチケットは無料だ。
【プログラム詳細】CNET Japan Live 2016 Target 2020 ~テクノロジーがもたらすパラダイムシフト~CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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