ヤフーは2月2日、連結子会社であるワイジェイFXの顧客情報18万5626件および営業秘密がインターネットで閲覧できる状態だったことを発表した。同社の元従業員が無断で社外に持ち出し、インターネットに保存していたという。現時点で顧客への被害は確認されていないとしている。
ヤフーによれば、持ち出された顧客情報には氏名、住所、銀行口座、生年月日、メールアドレス、取引情報などが含まれる。持ち出された18万5626件の顧客情報に対する影響は次の通り。
ヤフーによれば、ワイジェイFXは外部からの通報後すぐに調査を始め、当該情報へのインターネットからのアクセスを遮断。元従業員が個人で所有する端末などに保存していた当該情報の削除を求めた。現在、当該端末などはワイジェイFXで保管しているという。
ヤフーは「このたびの事態を厳粛に受け止め、子会社のセキュリティ管理体制を一から見直して再発防止を徹底すべく取り組んでまいります」と謝罪している。
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