「Gear VR」仮想現実ヘッドセットの開発に関わったサムスンが、新しい没入型体験を作り出すスタジオをニューヨークに開設する。
サムスンはユタ州パークシティで開催のサンダンス映画祭でこのニュースを発表した。同映画祭では、重要なテーマとして、仮想現実(VR)に大きな注目が集まっている。
サムスンは新しいVR制作スタジオについて、現段階でそれ以上の情報を明かしていない。サムスンUSAの最高マーケティング責任者(CMO)を務めるMarc Mathieu氏は、マーケティングチームが既に入居中の既存のサムスンオフィス内に同スタジオが設けられることだけを明かした。その新しいスタジオで新しいVR体験が作り出されるので、おそらく、同じオフィスにいるマーケティングチームがそれらの体験を世界に発表するという理想的な状況になるのだろう。
サムスンは、サンダンス映画祭を主催するサンダンスインスティテュートと1年間の提携を結んだことも発表した。この提携の狙いは、映画制作や創作の分野で優秀な人材を育成することだ。
Mathieu氏は、「サムスンの関係者は物語が大好きで、人々が物語を伝えるのを支援するのも大好きだ」とサンダンス映画祭でサムスンのポップアップショーケースを訪れた人々に対して話した。
サンダンス映画祭を訪れた人々は終日、サムスンのショーケースに詰めかけ、Gear VRを試したい人の列ができた。同映画祭では米国時間1月22日、コメディウェブサイト「Funny or Die」がテレビドラマ「The League」や「Childrens Hospital」のRob HuebelさんとPaul Scheerさん主演で制作した新しいVR短編も初公開された。HuebelさんとScheerさんはその後、同短編の制作について話し合う公開討論会でVRについて熱く語り、HuebelさんはVRについて、「人々を興奮させる最も楽しい手段」と評した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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