使い方はいろいろ--画面を分割して複数のサイトを同時表示できるブラウザアプリ5選

 2015年9月に発表されたiOS 9では、画面を分割して2つのアプリを同時に表示できる新機能「Split View」が導入された。iPad Air 2やiPad mini 4、iPad Proなど一部のデバイスしか対応せず、またアプリ側が対応していることが大前提になるが、これまで順番に切り替えて表示するしかなかった2つのアプリを並べて表示できるようになることで、iOSデバイスを通じてのユーザ体験を今後大きく変える可能性を秘めている。

 もっとも、既存のアプリの中にも、いち早く画面分割の有用性に着目し、アプリ単体で複数画面を表示できる機能を備えたアプリはいくつもあり、ひとつの画面しか持たないアプリでは実現しえないユニークな使い方を提案していることもしばしばだ。今回はその中からブラウザアプリにフォーカスし、とくにユニークな5つのアプリを紹介しよう。

CoSurf

 2つの画面が向かい合った状態で表示されるブラウザ。iPhoneをテーブルの上に置き、向かい合った二人が別々のウェブページで探しものをするといった操作に向く。iPhoneを持ち上げることで一方の画面を全画面表示したり、お互いの画面を入れ替えるといった操作も可能。iPadにも対応している。

  • CoSurf

twoBrowser

 画面の上半分に表示されたページ内にあるリンクを、画面の下半分に開くことができるフレーム構造のブラウザ。リンク先を表示したあと元のページに戻り、また別のリンク先を表示する……などと何度も行き来する必要がなくなり、効率的に調べ物が行える。境界線の位置は自由に移動可能。iPadにも対応している。

  • twoBrowser

Twins

 画面を二分割表示できるブラウザ。今回紹介する中では比較的オーソドックスな作りで、異なる2つのページを表示するといった使い方のほかにも、上下に長いページの上部と下部を同時に参照するなどの使い方が可能。対応はiPhoneのみで、iPadには対応しない。

  • Twins

ペア ブラウザ 1.5

 上下の分割表示のほか、モードを切り替えることで対面表示や1画面表示も行える2画面ブラウザ。キーボードの向きを切り替えて使うことが可能なほか、ページのソースを抽出表示できるなど多機能。iPadにも対応している。

  • ペア ブラウザ 1.5

トリプルマルチブラウザ

 3画面表示に対応したブラウザ。登録したサイトを3つまとめて呼び出し、更新の有無とその内容をチェックできるので、株の複数銘柄の同時チェックやランキングサイトの変動チェックなど、複数サイトの更新チェックを効率的に行うのに役立つ。2つのビューが用意されており、それぞれ3つ、計6つのサイトを登録できる。

  • トリプルマルチブラウザ

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