iPhoneで速度規制にひっかからないためには、日々の通信量を把握しておきたいところ。とはいえ、iOSの設定の中にある「モバイルデータ通信」で確認できるのは、現在の期間における累積使用量のみ。もっとこまめに確認したければ、通信を監視し、日別や時間帯別、または直近3日分など、さまざまな切り口で使用量や残りデータ量を表示できるアプリを使うのがおすすめだ。
これらアプリでは、月間のデータ容量を日割りしてペースが早過ぎると教えてくれたり、データ量の消費状況をグラフでわかりやすく表示してくれるなど、iOSの設定の「モバイルデータ通信」だけでは分からない、詳細な情報を知ることができる。多くのアプリは締日を登録しておけば月初には自動的にリセットされるため手間もかからず、またバックグラウンドで動作するので邪魔にもなりにくい。今回はこうしたアプリを5つ紹介しよう。
DataMan Next(250円:2016年5月現在)使用済みデータ量(%)ほか、期間、残り日数、モバイルおよびWi-Fiそれぞれの使用済みデータ量を表示できる。利用にあたってはデータプランの種類(月次/30日間/周毎)、開始日、データ上限を登録して使用する。期間途中から測定を始めた場合のために任意のデータ量を追加する機能や、使用量の警告機能も備える。1画面ですべての情報が表示される設計で、当日の通信量を中心に使用済みデータ量をすばやく確認したい人向け。
使用量と残りデータ量、残り日数、日割りした場合の本日のデータ量、今日の使用量、使用予測量を表示できる。利用にあたってはプランの種類(定期/先払い)、更新期間(日々/30日間/毎週/毎月/カスタム)、データ上限、毎月の更新日を登録して使用する。モバイル/Wi-Fi/ローミングの画面は個別に用意され、共用プランにも対応するほか、時間帯やロケーション毎の使用量も表示できるなど機能は豊富。使用量の警告機能も備える。
月間および直近3日間の総データ量と残量(または使用量)をスワイプで切り替えて表示できる。利用にあたっては通信量制限(月および3日間)と、キャリア、締め日を登録して使用する。表示は円メーターと棒グラフの2種類を切り替えられ、後者では日毎の使用量も表示できるほか、PROモードで日毎の通信量などの詳細情報も表示可能。データ使用量に応じたアドバイスを表示する機能も備える。Wi-Fiの通信量測定は非対応。
使用済みデータ量(%)のほか、データ上限、モバイル/Wi-Fiそれぞれの通信量に加え、直近3日間のモバイル通信量(Mバイトおよび%)、今日/昨日/一昨日それぞれの内訳が表示される。利用にあたってはキャリア、締め日を登録して使用する。年/月/日ごとの詳細な通信量をモバイル/Wi-Fiごとにリストまたはグラフで表示できるほか、指定条件でアラームを鳴らすことも可能。
モバイルおよびWi-Fiの使用済みデータ量(上り/下り)について、過去30日/過去3日/日別に分けて表形式で表示する。データの上限やキャリア、締め日などを登録する機能はなく、またグラフなどでの表示機能も用意されないシンプルな設計。国産アプリながらすべて英語での表示となるが、1ページで完結しており、かつ表形式での表示ということもあって分かりにくいということはない。月間の通信量を俯瞰でチェックしたい人向け。
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