富士フイルムは1月15日、プレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-Pro2」やプレミアムコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X70」、デジタルカメラ「FinePix XP90」を発表した。
FUJIFILM X-Pro2は、同社が「Xシリーズ」史上最高の画質と機動性を実現したとするフラッグシップモデルだ。
新開発の2430万画素、ローパスフィルターレスの「X-Trans CMOS III」センサと超高速の新型画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載し、優れた色再現、階調再現、低ノイズと高速AFを特徴とする。市場想定価格は19万9500円前後(税別)で、発売日は2月18日。
2012年に発表した「FUJIFILM X-Pro1」の後継モデルで、現行モデルで採用している画像処理エンジン「EXR ProcessorII」の4倍の処理速度を誇る新開発の「X-Processor Pro」を搭載している。画素数を増加しながら、書き込み速度や起動速度など、あらゆるレスポンスを向上したという。
新たに「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」を開発。OVF使用時でも、同時に表示される小型EVFでピントや露出、ホワイトバランスなどを確認しながら撮影でき、利便性が向上した。SDカードを2枚挿入できる「デュアルカードスロット」を採用し、撮影画像の保存の信頼性を高めている。
また、併せて「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」を発表している。クラス最高となる5.0段分の手ブレ補正と小型・軽量設計を特徴とし、超望遠領域でも手持ち撮影が可能としている。市場想定価格は22万4500円前後(税別)で、発売日は2月18日。
FUJIFILM X70は、プレミアムコンパクトデジタルカメラ「Xシリーズ」の最新モデルだ。小型・軽量ボディに焦点距離18.5mm(35mm判換算:28mm相当)、開放F値2.8の新開発広角フジノンレンズを搭載し、風景撮影からスナップ撮影まで幅広いシーンをカバーできる。市場想定価格は9万円前後(税別)で、発売日は2月18日。
独自の色再現技術による卓越した写真画質と多彩な絵作り、快適なマニュアル操作での撮影が楽しめるプレミアムコンパクトデジタルカメラだ。独自開発の大型センサにより、最速0.1秒の高速AFを実現した。また、Xシリーズで初めて「静電式タッチパネルディスプレイ」を搭載し、スマートフォンやタブレット端末と同様、直感的な操作が可能だ。液晶モニタに180度回転チルト式を採用し、「セルフィー(自分撮り)」や「ハイアングル撮影」なども楽しめる。カラーはシルバーとブラックの2種類。
FinePix XP90は、約203gの小型軽量ボディに1640万画素裏面照射型CMOSセンサと3.0型の大型液晶モニタを搭載し、「15m 防水」「1.75m 耐衝撃構造」「マイナス10度耐寒」「防塵」の4つのタフネス性能を備えたデジタルカメラだ。市場想定価格は2万7500円前後(税別)で、発売は3月上旬。
片手で握っても滑りにくいグリップや、電池蓋のダブルロック機構など、レジャーシーンでの使いやすさを追求したデザインで、マリンスポーツやスキー、キャンプ、釣りでも水や砂の浸入、落下の衝撃を気にせず、撮影が楽しめる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果