CES 2016

本体は500g以下--NECのデタッチャブルノートPCに見る軽さの重要性

公開されたLAVIE Hybrid ZEROシリーズの新モデル
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公開されたLAVIE Hybrid ZEROシリーズの新モデル

 NECパーソナルコンピュータは、「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズの新製品として、11.6型液晶ディスプレイを搭載したデタッチャブルノートPCを開発。米ラスベガスで米国時間1月6日から開催されている「CES 2016」で関係者に公開した。

 LAVIE Hybrid ZEROシリーズは、2012年7月に1号機を発売。13.3型ディスプレイを搭載しながら約875gという軽量化を実現。さらに、2013年10月に発表した2号機では約795gとさらに軽量化。2015年1月に発表した3号機では約779gを実現。2015年のCESで展示したところ、同イベントの「Best of CES Awards 2015」のベストPC賞を受賞。モックアップ並の軽量ぶりに、Lenovoグループの展示ブースを訪れた来場者が驚きの声を上げ続ける注目ぶりとなった。

 今回、公開した新製品は11.6型ディスプレイを採用し、より小型化したもの。特に女性層から女性の鞄に入るサイズの軽量ノートPCが欲しいという声が上がっており、かねてから登場が待たれていたものだ。

 デタッチャブル方式を採用している。タブレットとしても利用できる本体部とキーボードを分離でき、本体部は500g以下、キーボードを装着した場合でも1kg以下を達成する見込みだという。

 実際に触ってみたところ、500g以下という公式発表値を遙かに下回る感じを受けた。残念ながら、その場で計測することはできなかったが、400gを下回る印象だ。

 同製品の一部には、一般的な軽量ノートPCに使用されているアルミニウムに比べて、約50%の比重となるマグネシウムリチウム合金を採用しており、軽量と堅牢性を両立しているのが特徴だ。

 同製品のスペックとしては、CPUに第6世代Core mプロセッサを搭載。キーボード部にはセカンドバッテリを搭載。さらに、IntelのRealSense 3Dカメラ フルHD解像度(1080p)対応のウェブカメラを搭載していることが発表されている。

 2016年春モデルとして発売されることが予定されており、まもなく正式発表される公算が高い。価格は現時点で未定だ。

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