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魔法の杖のように空中で振る無線ポインティングデバイス「GESTOR」

 ポインティングデバイスとして想像するのは、まずはマウスだろう。しかし、デバイスの制約や作業の目的、好みに合わせて、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、トラックポイント、ペンタブレット、ジョイスティックのほか、プレゼン用レーザーポインタを兼ねるデバイスなど、実に多種多様だ。

 今回紹介する「GESTOR」は、空中で振って使う様子が魔法の杖のようで楽しいワイヤレス対応ポインティングデバイス。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援を募集中。


魔法の杖のように振るポインティングデバイス(出典:Kickstarter)

 GESTORは、長さ133mm、直径14mmの棒状をしており、上下左右に振ったり、回転させたりするとマウス移動や画面操作ができる。一般的なUSBマウスに対応しているデバイスであれば、Windows PCやMacなど環境を問わず使えるという。


USBマウスとして使える(出典:Kickstarter)

 操作を始めるには、まずGESTORを持ち、3つあるリング領域の一番下のコントロールリングに指を触れさせる。これにより、GESTORは操作状態に入り、左右または上下に振られた動きをマウスポインタへ伝えて動かす。左右クリックは、残る2つのリングへのタッチで実行できる。


一番下のリングに触れて操作開始(出典:Kickstarter)

左右クリックもタッチで(出典:Kickstarter)

 コントロールリングを人差し指と親指など2本の指でつまんだ状態で回す操作は、画面のスクロールアップ/ダウン、ズームイン/アウトに対応している。この操作モードの場合、マウスポインタの位置はロックされるので、意図しない動きを防げる。また、GESTORをほぼ鉛直に立ててもマウスポインタをロックできる。


スクロールやズームも(出典:Kickstarter)

鉛直にしてマウスをロック(出典:Kickstarter)

 操作時にGESTORをPCの画面へ向ける必要はなく、どの指でリングに触れても構わないため、姿勢が制限されず、プレゼン中に歩きながら使うことや、ソファーでくつろぎながら操作することも可能。


持ち方は制約されない(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月16日まで。目標金額の5万5000カナダドルに対し、記事執筆時点(日本時間1月7日14時)で集まった資金はまだ2570カナダドル。

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