アップルが先日発売した「iPhone 6s」用のバッテリ搭載ケース「Smart Battery Case」は、バッテリ駆動時間を延ばせる点で歓迎されたものの、大きく膨らんだ背面デザインの評価が分かれた。
もしも、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中の「i-BLADES Smartcase」のような拡張ケースがアップルから登場していたら、どのような反応になっただろうか。
i-BLADES Smartcaseは、スマートフォンに被せて使うジャケット型ケース。背面に「Smartblade」と呼ばれる拡張モジュールを装着することで、バッテリやストレージメモリを追加できる。
ケースとSmartbladeは磁石の力で吸着し、簡単に着け外しできる。バッテリが切れそうなときや、写真や動画などを外部メモリへ移動したい場合にだけ装着する、といったスマートな使い方が可能。
装着したSmartbladeの種類はケースが自動判別するので、ユーザーが操作を意識することはない。Smartbladeは重ねられるようになっており、たとえば複数のバッテリSmartbladeを取りつけて使える。
開発チームが用意しているSmartbladeは、バッテリとメモリの2種類。メモリモジュールに保存したファイルは、PCに転送できる。ケースとSmartbladeは、8個の接点を介して通信する。高速なデータ転送が可能というので、将来さまざまな機能を持ったSmartbladeが登場するかもしれない。
なお、i-BLADES Smartcaseのシステム自体にOSの制約はないが、現時点でリリースする予定のケースは「Samsung Galaxy 6」「Samsung Galaxy 4」用のみ。
Indiegogoでの目標金額は3万ドル。記事執筆時点(日本時間1月4日15時)で集まった資金は約4000ドル。キャンペーン期間はあと28日ある。
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