Facebook傘下のParseは米国時間12月14日、Appleの「tvOS」と「watchOS 2」向けに設計された新しいSDKを発表した。Parseを使用した「Apple TV」と「Apple Watch」向けの没入型アプリの開発を促進する狙いがある。
ParseのモバイルエンジニアであるNikita Lutsenko氏は、Apple TVのローカルデータストレージの扱いなどいくつかの問題に直面したとブログで述べた。
Lutsenko氏はtvOSについて、「tvOSのもう1つの主要な相違点は、ユーザーの入力方法だ。ハードウェアのキーボードや大きなタッチスクリーンはないため、テキストの入力は難しく感じられ、没入感が損なわれる」と説明した。「この問題に対処するために、Facebook統合ライブラリを更新し、最近発表された『Facebook tvOS SDK』を使用してわずか数行のコードでtvOSにログインできるようにした」(Lutsenko氏)
Parseの新しいSDKはどちらもGitHubで公開されている。
Parseは8月、すべてのSDKをオープンソース化すると発表し、ソースコードのデジタルライブラリとして人気の高いGitHubに、他にも多数のSDKを公開している。
Parseのクラウドを用いた開発を促進するこれらのSDKは、ますます加速化するモノのインターネット(IoT:Internet of Things)の動きに対応するためのさらなる新しい手段であり、これによって開発者らは、インターネット接続機器からのデータをアプリケーション内に統合することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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