PC出荷台数、2015年は10.3%減--IDC

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2015年12月14日 11時36分
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 IDCはPC市場の動向に関する報告書「Worldwide Quarterly PC Tracker」の最新版をリリースした。それによると、デスクトップ、ノートブック、サーバを含むPCの全世界における出荷数が2015年第4四半期に10%減少し、2015年の通年出荷数は前年比10.3%の減少となる見通し。

 IDCは出荷数の減少が続いている理由として、ドル高、物価下落、余剰在庫などを挙げている。また、現在の減少傾向は2016年の前半を通して継続するが、2016年末には安定し、PCの買い換えを後押しするような製品が出揃えば増加に転じる可能性もあると同社は予測している。さらに、米国では企業の「Windows 10」移行やK-12教育機関の「Chromebook」導入も、長期的な出荷数の増加に貢献するとみている。

 IDCのプログラムバイスプレジデントであるLoren Loverde氏はプレスリリースの中で、「消費者の間でスマートフォンやタブレットの利用率が上昇し、支出がPCからそれらの端末へと大きくシフトしているのは事実だが、PCの利用自体を止めたという消費者はごく僅かだ。消費者は単にPCの買い換えを先延ばしにしているにすぎない」と分析している。

 一方、IDCのリサーチマネージャーであるJay Chou氏は、「一体型デスクトップ、コンバーチブル、ウルトラブックが引き続き増加すると予想される。今後、従来型のPCに対する安定した需要と、デタッチャブル型タブレットの台頭という市場環境の中でも、こうしたデザインはシェアを拡大するだろう」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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