経費精算アプリ「Staple(ステイプル)」を提供するクラウドキャストは12月11日、クレディセゾンとIMJ InvestmentPartnersから資金調達したことを発表した。調達額は非公開。クレディセゾンは、100%子会社であるセゾン・ベンチャーズを通じて出資する。また、IMJIPは、2014年9月に続く追加出資となる。
クラウドキャストは、2014年9月から50人未満の中小・ベンチャー企業を対象としたスマートフォン向けのクラウド型経費精算サービス「Staple」を提供している。交通系ICカード連携、会計システム連携、FBデータ作成に対応しており、個人利用は無料、法人向けは1ユーザーあたり月額600円。
今回のクレディセゾンとの資本提携を機に、クレディセゾンの経営資源である3500万人の顧客基盤や永久不滅ポイントなどと連携し、Stapleの機能を拡張するほか、顧客基盤を拡大するとしている。
同社によると、中小企業の約90%が経費精算業務を紙・エクセルで管理しているという。これらをStapleに置き換えることで、従業員はスマートフォンから経費を入力してレポート申請ができ、管理者は外出先から承認作業や経費データの集計、仕訳、支払業務が可能になるとしている。
今後は、電子帳簿保存法に対応した機能の実装をはじめ、パートナーとの提携による販売チャネルの拡大に取り組むとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力