ソニーの「Remote Play」(リモートプレイ)サービスが、PCと「Mac」に拡大される予定だ。Remote Playは、「PlayStation 4」のゲームをホームネットワークを介して携帯用の「PlayStation Vita」にストリーミングできるようにするサービス。
ソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイドスタジオのプレジデントである吉田修平氏は、ユーザーに対するTwitterのメッセージでこの計画を認め、「PCとMac向けの公式アプリケーションを確かに開発中だ」と述べた。
Some people asked if we plan to provide Remote Play function to PC, and yes, we are indeed working on an official application for PC/Mac. :D
— Shuhei Yoshida (@yosp) 2015, 11月 27
今回の発表の数日前には、Twistedというオンラインハンドル名で知られる開発者が「Windows」用の非公式Remote Playアプリを発表していた。
Remote Playは2013年11月、PlayStation 4の世界発売とともに提供開始され、セカンドスクリーンでPS4のゲームをプレイするための新たな手段として宣伝された。ゲームプレイデータは、Wi-Fiホームネットワークを介してPS Vitaにストリーミングされ、入力コマンドはシステムに返送される。ソニーの「Xperia Z5」など一部のスマートフォンも、このサービスに対応している。
PCとMacのユーザーに対してこのサービスがどのように動作するのかについて、それ以上の詳細はまだ明らかにされていない。
Microsoftは、ゲーム機からPCへの類似のストリーミングサービスを提供しており、それを利用して「Xbox One」のゲームを「Windows 10」搭載端末でストリーミングプレイすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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