ココナラは11月24日、ジャフコとニッセイ・キャピタルおよび、SMBC ベンチャーキャピタルがそれぞれ運営管理する投資事業組合、並びにVOYAGE VENTURESより、総額5億4000万円の資金調達を実施したと発表した。今回の資金調達は、第三者割当増資および、2015年に発行された新株予約権付社債の予約権行使により実施したものだという。
同社が運営する「ココナラ」は、占いやロゴ作成など、個人の持つ知識やスキルを生かしたサービスをワンコイン(税別500円)で販売できるCtoCプラットフォーム。2012年7月のサービス開始以降、順調に拡大しており、2015年11月時点で登録ユーザー数約20万人、出品サービス数約5万件、累積成立取引数約33万件を達成しているという。
今回、オンライン相談マーケットとして成長加速とサービス拡大を図るため、2013年以来、4回目となる資金調達を実施。ジャフコ、ニッセイ・キャピタル、SMBC ベンチャーキャピタルに加え、アドテクノロジ事業やメディア事業を展開するVOYAGEGROUPからの支援を得ることで、経営基盤の安定化とマーケティング機能の強化を図るとしている。
また、今回の資金調達を機に、オンライン広告などへのマーケティング投資を本格的に開始するほか、取引成立時の手数料収入だけではなく、サービス提供者からの課金による広告型の収入基盤を拡充。あらゆる相談の窓口になるだけでなく、相談の先にあるソリューションの提供までビジネス領域を拡大するという。
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