バイクは楽しい乗り物だが、周囲の交通状況や路面の状態から受ける影響が大きく不安定になりやすいので、運転に集中する必要がある。しかし、公道を走る以上、信号や標識、スピードメーター、バックミラーにも注意を払わなければならない。
そこで、バイク走行時の情報取得と安全確保を両立させる、ヘルメットに装着可能なヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)「BIKEHUD ADVENTURE」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。
BIKEHUD ADVENTUREは、バイク用ヘルメットの内部に取り付けるHUDシステム。目の前に走行速度などが表示されるので、前方や路面、バックミラーを見つつ必要な情報が読み取れる。
スマートフォン用アプリとBluetoothで連携し、速度や燃料残量、エンジン温度のほか、GPS、前方の道路状況といった情報が表示される。電話がかかって来た場合は、うなずく動作で通話を開始し、首を横に振る動作で着信を拒否できる。
後方用のカメラを取り付けると、HUDに後方の映像を表示できる。追い越しを行う際などの後方確認がしやすくなり、安全性の向上につながる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月15日まで。目標金額の2万ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間11月24日14時)で約5000ポンドの資金を集めている。
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