自転車は化石燃料を消費せず、排気ガスを出さないクリーンな乗り物。しかし、日本のようにアップダウンの多い土地だと、常用には苦労する。電動アシスト自転車にすれば体力の問題はクリアできるが、化石燃料由来の電気エネルギーを使うことになり、メリットが小さくなる。
そんなジレンマを一気に解消できる電動自転車「Xkuty One」が、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した。専用ソーラー充電スタンドが用意されており、必要な電力を太陽光から直接充電できるのだ。
Xkuty Oneは、1回のフル充電で60マイル(約97km)走行可能な電動自転車。日常の足として使うには、十分な走行距離だろう。充電には、屋根の部分に太陽光発電パネルを貼り付けた駐輪&充電ステーション「Sun Park」を使うので、化石燃料由来の電気に頼らないで済む。
iPhoneやiPadなどのiOSデバイスとBluetoothで連携する機能を備え、「iBike」と称している。バッテリ充電状況の確認やXkuty Oneの各種設定は、iPhone上のアプリからできる。
Xkuty Oneには、Bluetooth対応のヘルメット「Xkuty Helmet」も用意されている。このヘルメットは事故から頭を守るだけでなく、iPhoneと通信して音楽再生、ハンズフリー通話などにも使える。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間11月18日13時)で約1万5000ドルの資金を集めている。
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