ドローンは人気があるせいか、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」でも多くのプロジェクトを目にして食傷気味だ。しかし、今回見つけた「PowerUp FPV」は、ひと味変わっているので紹介しよう。
PowerUp FPVは、自分で折った紙飛行機を飛ばせるドローンユニット。操縦にはスマートフォンを使う。映像をライブストリーミングできるカメラを搭載しているので、本格的な空撮が楽しめる。撮影したビデオや写真は、内蔵microSDカードに保存できる。
操縦用スマートフォンとは、無線LAN(Wi-Fi)で最大300フィート(約90m)離れてライブストリーミング可能。真上に飛ばせば、高度300フィートから空撮できることになる。最大速度は時速20マイル(およそ時速32km)、1回の充電で最大10分間飛べる。
操縦はオートパイロットのほか、スマートフォンアプリの操作パッドを使う。スマートフォンを挿入するタイプのヘッドマウンドディスプレイ(HMD)を使えば、頭の向きを変えることで操縦できるという。HMDの場合は、紙飛行機に乗って飛んでいるような感覚も味わえる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2016年1月10日まで。目標金額の10万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間2015年11月11日17時)で約13万ドルの資金をすでに集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」