Xiaomi、インドでのQ3スマホ販売台数が100万台に

Daniel Van Boom (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年11月09日 11時05分

 エレクトロニクス大手のXiaomi(シャオミ)は、好調な売り上げのほぼすべてを中国本土で挙げている世界最大規模のスマートフォンブランドとなった。しかし、Xiaomiは現地時間11月5日、同社にとって2番目に重要な市場と思われるインドで重要な節目を迎えたと発表した。

 Xiaomiでバイスプレジデントを務めるHugo Barra氏によると、2015年第3四半期にインドでのスマートフォン販売台数が100万台に達したという。Barra氏は「第3四半期の販売台数が100万台を超えた。四半期別では過去最高だ!」とツイートし、この数字は前期比で45%も増加したことになると付け加えた。

 これらの数字は、インドにおける第3四半期のスマートフォン市場について香港の調査会社Counterpoint Technology Market Researchが公開した報告書と矛盾する。同社によると、Xiaomiのスマートフォン出荷台数は、6499ルピー(約100ドル)のMicromax Informatics製「YU Yuphoria」など、100ドル以下の製品との競争が原因で46%減少したという。なおXiaomiの広報担当者は米CNETの取材に対し、同社で最も人気の高い製品は、小売価格6999ルピー(約105ドル)の4.7インチ型スマートフォン「Redmi 2 Prime」だと述べた。

 Xiaomiは、2011年に最初のスマートフォン「Mi」をリリースし、2014年には企業評価額が450億ドルに達した。Counterpointのランキングによると、Xiaomiは現在、世界で5番目に人気の高いスマートフォンベンダーとなっている。2014年8月には、中国本土以外で最大の進出先となるインド市場に参入した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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