日テレ関連会社のHAROiDは11月9日、テレビを見ながら楽しめるスマートフォンを使った新感覚エクササイズ「NAGARAMI エクササイズ」を開始した。
日本テレビが同日より実施する、キャンペーン週間「START!秋のカラダ WEEK」のコラボ企画で、「データ放送視聴ポイントキャンペーン」と連動している。提供期間は11月15日まで。ティップネス監修のもと、HAROiDが開発した。1日あたり3つのエクササイズメニューが日替わりで用意されている。テレビ番組は生活の中で健康を呼びかけ、それをスマートフォンで実践するという新しい体験の試みだ。
アプリではなくウェブベースで開発されており、ユーザーはアプリをダウンロードする手間なく気軽に利用できる。ウェブベースながらも、ジャイロセンサや加速度センサなどスマートフォンのセンシングテクノロジをフル活用したエクササイズを特徴とする。対応OSは、iOS8.3以上、iPhone5s以上。Android OS 4.2以上で、対応ブラウザはChrome。PCには対応していない。
ユーザーは、スマートフォンを片手に「シャドウボクシング」「リフティングツイスト」といったエクササイズが行える。いずれもスタート後は画面を見る必要がなく室内でできるもので、テレビを見ながら運動不足の解消を狙う。
エクササイズの回数はセンサにより自動でカウントされ、「あと10回!」などと残り回数を音声で知らせてくれるほか、無事に目標回数をこなすと「Congratulation!」と声をかけてくれるなど、自宅にいながらパーソナルインストラクターがいるような感覚が味わえる。ナレーターは日本テレビアナウンサーの葉山エレーヌさんだ。
HAROiD 代表取締役社長の安藤聖泰氏は、「これまで、番組連動インタラクティブ企画やテレビとスマホの連動というと、『テレビがファーストスクリーン』だとか、『いまやスマホの方がファースト』といった話になりがち。今回は、どちらでもなく、スマホのスクリーンをほとんど使わないセカンドスクリーン的なものに仕上げた。スマホのセンサを取り入れることで今後、視聴者のスマートフォンがどういう状態にあるかなどを検知し、新たな企画やビジネスとして拡張できる可能性がある」と話す。
HAROiDでは今後もテレビとスマートフォンを組み合わせた企画を展開し、新しい体験をもたらしたいとしている。
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