オフィスで仕事に集中していると、つい何時間も座ったままになってしまう。デスクワークでも身体を動かしたり血の巡りをよくしたりするため、立った状態でPCを操作できる、スタンディングデスクや立位デスク、立ち机と呼ばれる特別な机を使う人もいる。健康維持や腰痛防止の効果も期待できるらしい。
専用のスタンディングデスクは場所を取るから導入しにくいが、既存のデスクに置いて使える「Aspirus」なら、すぐに立った状態のデスクワークが体験できる。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中だ。
Aspirusは、机やキャビネット、出窓などに置き、ノートPCを載せたり、ディスプレイを取り付けたりできるスタンディングデスク。ボタンを押すだけで高さを変えられて、スタンディングデスクとしてだけでなく、座って使うことも可能。高さ調整は、連携させたスマートフォンの専用アプリでもできる。
あらかじめ好みの高さを設定しておけるので、立位と座位の変更はワンタッチで済む。立ち作業の目標時間をアプリで決めると、Aspirusのインジケーターが光って立つよう促してくれる。
Aspirusは、各種センサで立ち作業と座り作業の時間を計測する機能も備える。集計結果はアプリで確認できる。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間11月6日12時)でキャンペーン期間は27日間残っており、約2万8000ドルの資金を集めている。
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