ディーアンドエムホールディングスは11月4日、マランツブランドからUSB DACを搭載したプリメインアンプ「HD-AMP1」を発表した。横幅304mmのコンパクトモデルになる。発売は12月上旬。税別価格は14万円になる。
据え置き型ヘッドホンアンプ「HD-DAC1」などの流れをくむコンパクトシリーズで、今回から「MUSIC LINK」のシリーズ名がつけられた。MUSIC LINKはマランツが1990年代に販売したコンパクトオーディオに名付けられていたネーミング。“プレミアムコンパクト”オーディオシリーズとして復活させたとしている。
「SABRE 32」D/Aコンバータを搭載し、11.2MHzのDSDや384kHz/32bitのPCMなど、最新のハイレゾ音源スペックに対応。オリジナルデジタルフィルタ「Marantz Musical Digital Filtering(MMDF)」により、シャープな音質の「Filter 1」とスローな音質の「Filter 2」を切り替えて使用することが可能だ。
44.1kHz用と48kHz用それぞれに専用のクリスタルを搭載する「デュアル・クリスタルクロック」を採用し、最適なクロック供給を実現。HDAM搭載のフルディスクリートプリアンプ回路、パワーアンプにはHypexのスイッチングアンプモジュールを採用する。
本体にはヘッドホンアンプも備え、3段階のゲイン切り替え機能も装備。ヘッドホン端子とサブウーファ端子を1系統ずつ備えるほか、アナログ音声入力端子には真鍮削り出しのピンジャックを採用する。
サイズは高さ107mm×幅304mm×奥行き352mmで、重量約5.8kg。ダブルレイヤーシャーシとアルミダイキャストインシュレーターを装備し、外部からの振動を抑制する。
Bowers&Wilkinsのスピーカ「CM1 S2」とのシステムアップにモデルも販売され、システムアップでの税別価格は26万8000円(CM1S2 MR)、同28万円(CM1S2 B)になる。
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